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ブログをご覧いただきありがとうございます。管理人まさです。
「紙おしろいとは?」と聞いて、すぐにその使い方や効果を思い浮かべられる人は少ないかもしれません。
あぶらとり紙と似ているようで、実は役割も仕上がりも少し違う――そんな、知っているようで知らない“紙おしろい”の魅力について、詳しくご紹介していきます。
紙おしろいとは、和紙におしろい(フェイスパウダー)を塗布した肌の皮脂を抑えながらメイクを整える優れもの。
この記事では、「紙おしろいとは何か?」という基本から、あぶらとり紙との違い、使い方のコツ、購入方法まで、紙おしろいを選ぶ・使う上で知っておきたい情報をわかりやすくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
紙おしろいとは?まずは基本をチェック
紙おしろいの定義と歴史背景
かみ‐おしろい【紙白=粉】
薄紙に練りおしろいを付着させて乾かしたもの。携帯して化粧直しに使う。おしろいがみ。
goo辞書より
紙おしろいとは、紙の表面にフェイスパウダーを塗布したもので、余分な皮脂を吸収しながら肌におしろいをのせることができる、メイク直しに便利なアイテムです。
見た目は薄い紙状ですが、使うと肌のテカリを抑えながらサラッとした仕上がりを実現できるため、特に外出先や仕事の合間のメイク直しに重宝されています。
紙おしろいの起源は、日本の伝統的な化粧文化にさかのぼるとされています。
江戸時代には、「紙白粉(かみおしろい)」と呼ばれる、白粉(おしろい)を紙に塗って乾燥させたものが使われており、外出時の化粧直しに活用されていた記録があるそうです。
現在の紙おしろいは、伝統的な知恵を現代風にアレンジした製品といえるでしょう。
時代とともに化粧文化が進化する中で、紙おしろいも素材や形状を変えながら現代に受け継がれています。
紙おしろいの使い方の基本

紙おしろいの基本的な使い方はとてもシンプル。1枚取り出し、Tゾーンや頬など皮脂が気になる部分に軽く押さえるように使います。
こするのではなく「押さえる」ことがポイントで、これによって余分な皮脂が紙に吸着されると同時に、紙に含まれているおしろいが肌に薄くのることで、化粧直しが自然に整います。
化粧直しに必要な「皮脂の吸収」と「肌の補整」を一度に済ませられるのが、紙おしろいの大きな魅力です!
特にファンデーションがよれやすい午後の時間帯や、汗ばむ季節には、ポーチに1冊入れておくだけで安心感が違います。

紙おしろいを使い始めた理由は、化粧ポーチの中身を減らしたかったから。持ち運びも便利でメイク直しに最適です。
なぜ皮脂が取れる?仕組みをやさしく解説
紙おしろいが皮脂をしっかり吸収できるのは、その素材と構造に秘密があります。
多くの商品では、和紙や麻紙といった、通気性と吸油性に優れた天然素材が使用されています。これらの素材は表面に微細な繊維のすき間があり、余分な皮脂を吸い取るのに適しています。
さらに、紙の片面には微量のパウダー(フェイスパウダー)が塗られており、皮脂を吸収すると同時に肌表面に軽くパウダーをのせてくれるのが特徴です。この働きによって、単なる「あぶらとり紙」とは違い、メイク直しの役割も果たしてくれます。
紙おしろいとあぶらとり紙はどう違う?
吸収力や使用感の違い
一見似ている紙おしろいとあぶらとり紙ですが、その目的や使い心地には明確な違いがあります。
あぶらとり紙は、名前の通り「皮脂を取り除く」ことに特化しており、肌表面の油分をしっかり吸収してくれます。とくに脂性肌の人や、夏場に皮脂が多く出る時期には活躍してくれるアイテムです。
一方の紙おしろいは、皮脂を吸収する機能に加え、おしろい成分によってメイクを補整する効果があるため、使用後の肌はさらっとしていて自然な仕上がりになります。
使用感もやや異なり、紙おしろいはより「ふわっと」軽い感触で肌にのせられる印象です。
成分・素材に注目して比較
あぶらとり紙の多くは和紙や麻紙など、吸油性に特化した素材で作られており、化粧を崩さずに皮脂だけを吸収するよう工夫されています。場合によっては炭が配合されているタイプもあり、より強力に皮脂を取るものもあります。
それに対して紙おしろいは、ベース素材に加えて、フェイスパウダー(おしろい)をあらかじめ塗布しているため、皮脂を取ると同時に化粧直しができるようになっています。
メイクの上から使っても自然な仕上がりになるよう、粒子の細かいパウダーが使用されているのも特徴です。
こんな時に使いたい!おすすめの使い分け
あぶらとり紙と紙おしろいは、使うタイミングや目的によって使い分けるのが賢い方法です。
【あぶらとり紙が向いている場面】
朝のメイク前に皮脂をオフしたいときや、メイクを崩さずに皮脂だけ取りたい場面。
【紙おしろいが便利な場面】
外出先や職場など、メイク直しを手早く済ませたいとき、肌のテカリと同時に補正もしたいとき。
用途や肌質に合わせて使い分けることで、より快適なスキンケア・メイク習慣が可能になります。
実際の評判やレビューをチェック
ネットでの口コミでは、「紙おしろいを使うとテカリが抑えられて、化粧直しが1ステップで済む」「手が汚れず衛生的」「自然な仕上がりになる」といった声が多く見られます。
特に無印良品の紙おしろいは、ナチュラルな使い心地とコスパの良さから、長年の愛用者が多い印象です。
中には「パウダーの色がもう少し選べると嬉しい」という意見もあります。

私も無印良品の紙おしろいを愛用している一人です。できれば、カラー展開が増えると嬉しいなと思っています。
おすすめの紙おしろいをご紹介!
無印良品の紙おしろいの評価

良いところ
- 無印良品のショップに行けば、在庫があればほぼ購入可能(ネットで話題の商品なので売り切れもあります。)
- 余計な皮脂もとれるし、おしろい粉でテカリをおさえてくれるので、メイク直しの時短ができる。
- 60枚入りで290円(税込・2025年5月現在)と、とてもリーズナブル!
気になるところ
- おしろい粉の色がオークルのみ。個人的には、オークル系ですが、やや白っぽい印象を受けました。

とにかく購入がしやすいことがメリットだと思います。
あぶらとり紙はコンビニなどでも買えますが、紙おしろいはコスメが充実したお店でないと見かけないので、無印良品に行けば購入可能なのがとてもうれしいですね。
無印良品の紙おしろいは一時期生産終了となったこともありましたが、現在は無印良品の店舗や一部のローソンでも販売されています。
人気商品なので、売り切れもありますが、2025年5月時点では販売されてますのでご安心ください。
カネボウのおすすめ紙おしろいの評価

良いところ
- 余計な皮脂もとれテカリをおさえてくれるので、メイク直しの時短ができる。
- おしろい粉の色が「オークル」と「ピンクオークル」で選べる。
- 70枚入りで440円(税込・2025年5月現在)と、とてもリーズナブル!
気になるところ
- メイクが豊富にそろっているドラッグストア等で購入可能。ですが、どのお店で販売されているか、確認が必要です。

自分のお肌にあったおしろい粉の色が選べる点がとても良いだと思います。また、オークルの色も自然なお色だなと思います。もし化粧直しが広範囲になる場合は、カネボウの紙おしろいがおすすめ。より自然な仕上がりになると思います。
大きめのドラッグストアやコスメショップで取り扱いが多いようです。ですが、このお店にいけば必ず取り扱いがあると決まりがないため、事前の確認が必要だと思います。
他メーカーでも販売されてます
上記以外の他に、よーじや「おしろい紙」や、ダイソーなどの100円ショップでも手に入ります。
(2025年5月:ネット検索をみると、資生堂では2024年4月~6月で生産終了になってしまったそうです。紙おしろいよりもあぶらとり紙の方が需要が多いのはわかるのですが…。紙おしろいも多数のメーカーから発売されて、より買いやすくなってほしいなと個人的に願ってます。)
紙おしろいの使い方と携帯の工夫
基本の使い方とメイク直しへの応用
紙おしろいの基本的な使い方は、皮脂が気になる部分にやさしく押し当てることです。
特にTゾーンや小鼻周り、あごなど、テカリやすい箇所を中心に使用すると、皮脂を吸収しながら自然なツヤ感を残すことができます。
メイク直しの際には、まず紙おしろいで余分な皮脂を取り除き、肌表面を整えた後に必要に応じてポイント的にファンデーションを重ねると、化粧崩れが防げて長時間きれいな状態を保てます。
使うタイミングとコツ
紙おしろいは「メイク直し」以外にも、メイク前の下準備としても活用できます。
朝、スキンケアの後に皮脂が浮きやすい肌質の方は、紙おしろいで軽く押さえてから下地やファンデーションを塗ることで、より密着力が高まり化粧崩れしにくくなります。
また、日中の皮脂浮きが気になるタイミング、例えば昼食後や午後の会議前など、化粧直しのタイミングで活用すると良いでしょう。夏場や湿度の高い季節には頻度を増やすとより効果的です。
携帯しやすいケースやサイズの選び方

紙おしろいはコンパクトなサイズが多く、化粧ポーチやバッグにすっきり収まります。
選ぶ際には、紙の厚みや収納枚数もチェックポイント。薄くて枚数の多いタイプはコスパが良く、頻繁に使う人に向いています。

個人的には、紙おしろい・口紅・アイブロウペンシルは必須です。普段の外出は3つのアイテムを持ち歩くだけなので荷物が少なく大変便利です。
カラーパウダー・オークル系の選び方
紙おしろいには、肌色になじむ「オークル系」のパウダーが付いているものもあります。
これにより、メイク崩れを直すと同時に、肌色を均一に整えることができるため、より自然な印象に仕上がります。
自分の肌トーンに合った色味を選ぶことが大切で、特に黄み肌の方にはオークル、色白の方にはライトベージュ系など、パウダーの色味も意識して選ぶと失敗がありません。
紙おしろいの価格と購入方法
価格相場とコスパをチェック
紙おしろいの価格はブランドや仕様によってさまざまですが、一般的な相場は300円〜800円程度。
高級ブランドになると1000円を超えることもありますが、プチプラ系でも十分に効果を実感できる商品が多く販売されています。
特にパウダーの質や吸収力にこだわったタイプはやや価格が上がりますが、その分仕上がりのナチュラルさや化粧もちがよく、コスパ面でも満足度が高いといえるでしょう。
購入できる店舗・ネットショップ一覧
紙おしろいは、以下のような場所で手軽に購入できます。
・ドラッグストア(マツキヨ、ウエルシア、ツルハなど)
・バラエティショップ(ロフト、東急ハンズ、プラザなど)
・化粧品カウンター(資生堂・カネボウなど)
・ネット通販(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど)
オンラインショップでは、レビューを参考にできるほか、まとめ買い割引がある店舗もあるため、お気に入りが決まっている人には便利です。
販売情報と注文時の注意点
購入時に注意したいのは、数量や成分、パウダーの色味をしっかり確認することです。とくにオンラインで購入する場合は、写真だけで判断せず、口コミや商品説明をよく読みましょう。
また、類似商品で「あぶらとり紙」との区別がつきにくい場合があるので、「おしろい付き」と明記されているかどうかも確認ポイントになります。
特にブランドによっては紙おしろいとあぶらとり紙の両方を展開していることがあるため、見分けて購入することが大切です。
紙おしろいのまとめ
紙おしろいは、メイク直しの手間を減らしつつ、自然な仕上がりを叶える心強いアイテムです。
あぶらとり紙のように皮脂を吸収しながら、パウダー効果でテカリを抑え、肌をなめらかに整えてくれます。
携帯性にも優れており、日常使いはもちろん、旅行や外出先でも活躍するでしょう。
さまざまなブランドから販売されている紙おしろいは、価格や成分、サイズなど選ぶポイントもさまざま。
肌質や使用シーンに合わせて、自分にぴったりの一枚を見つけてみてくださいね。
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