高齢者の水分補給をサポート!家庭でできる工夫とアイデア

高齢者の水分補給をサポート!家庭でできる工夫とアイデア

2025年3月23日

ブログをご覧いただきありがとうございます。管理人まさです。
高齢者の健康を守るために欠かせないのが、毎日の水分補給。しかし、「お水を飲んでねー」と声をかけても、なかなか飲んでくれないこともありますよね。
特に高齢者は喉の渇きを感じにくく、気づかないうちに脱水症状を起こすこともあります
今回は、自宅で手軽に取り入れられる水分補給の工夫や、おすすめのグッズをご紹介します。

管理人
管理人

私は要介護1の80代の母と一緒に暮らしてます。なかなか水分をとってくれない母に、日々奮闘してます。

高齢者の水分補給に関する基礎知識とその必要性

なぜ高齢者にとって水分補給が大切なのか

高齢になると、体内の水分量が減少し、さらに喉の渇きを感じにくくなります。
そのため、自分では水分不足に気づかないまま過ごしてしまうことが少なくありません。十分な水分を摂ることで、血流をスムーズにし、便秘予防や認知症のリスク軽減にもつながります

脱水症のリスクと体への影響

脱水症になると、めまいやふらつき、意識の混濁といった症状が出ることがあります。ひどくなると、熱中症や脳梗塞、心筋梗塞のリスクが高まるため、特に高齢者は注意が必要です。

管理人
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先日、母が脱水症状になってしまいベッドから起きれないことがありました…。水分補給って本当に大切だと思いました。

高齢者の一日に必要な水分量の目安

一般的に、一日に必要な水分量は体重1kgあたり30〜40mlとされています。
例えば、体重50kgの方なら約1.5Lの水分が必要です。ただし、スープやフルーツなどの食べ物にも水分は含まれているため、飲み物だけで補おうとしなくても大丈夫です。

在宅介護で実践できる水分補給の工夫とおすすめグッズ

高齢者が使いやすい水分補給の容器の選び方

高齢者がスムーズに水分を摂れるようにするには、使いやすい容器を選ぶことが大切です。ポイントは「軽さ」と「飲みやすさ」。特にストロー付きのカップは、寝たままでも飲みやすく、こぼれにくいのでおすすめです。

飲みやすくて安心!高齢者向けゼリー飲料の種類と特徴

水やお茶が飲みにくい場合は、ゼリー飲料を取り入れてみましょう。ゼリー状になっているため誤嚥(ごえん)のリスクが低く、味のバリエーションも豊富なので飽きずに続けやすいのが特徴です。
市販のゼリー飲料を活用するのもよいですし、自宅で寒天やゼラチンを使って作るのも一つの方法です。

水分補給グッズを活用した効果的な方法

おすすめしたいのが、ダイソーの「ストローコップ」です。このカップは、軽くて持ちやすく、市販のストローが使えるので、少しずつ無理なく水分補給ができます。

100円ショップで手軽に手に入るので、「ちょっと試してみたい」という方にもぴったり。こぼれにくい設計になっているので、誤って倒してしまっても安心です。
2025年3月時点では、グリーンとイエローの2色で販売されてます。

ダイソー 介護用品ストローコップ250ml
原産国・地域:日本
材質:コップ:ポリプロピレン、フタ:ポリエチレン
単品サイズ:10.2cm×7.7cm×10.9cm
パッケージ入数:1個入

介護用品ストローコップ250ml-100均 通販 ダイソーオンラインショップ【公式】

管理人
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市販のストローが使えるため、専用ストローを探す手間がなく便利です。さらに、蓋にパッキンがないシンプルな構造なので、洗いやすく清潔に保ちやすいのも魅力。軽量なので、高齢者でも持ちやすいです。

高齢者が自然に水分を取れる具体的な方法

食事と一緒に水分を摂取する工夫

「飲み物だけではなかなか摂れない」という場合は、食事に水分を含むものを取り入れましょう。お味噌汁やスープ、煮物など、水分量が多い料理を積極的に取り入れるのがポイントです。

飲みやすい常温の飲み物の選び方

冷たい飲み物が苦手な高齢者には、常温または少し温かい飲み物を用意すると飲みやすくなります。麦茶や白湯、ほうじ茶などが特におすすめです。

日常生活の中で無理なく水分補給を促すには

「こまめに飲んでほしいけれど、なかなか難しい…」という場合は、生活の中に水分補給の習慣を取り入れてみましょう。例えば、

  • 朝食の前後にコップ一杯の水を飲む
  • おやつタイムに温かいお茶を一緒に出す
  • お風呂の後に白湯を用意する

といった形で、無理なく水分摂取を習慣づけるのがポイントです。

また、看護師さんからいただいたアドバイスで、どうしても水分が摂れないときは水やお茶にこだわらず、「そのとき飲めるもの」を選んでも良いとの事。食事制限がある方もいらっしゃいますが、脱水症状が出ているときは「甘い飲み物」でも構わないので、まずは水分を補給することを優先することが大切と言われていました。
母はミルクティーなどの甘い飲み物が好きですが、血液検査の数値に影響が出るため、普段は健康を考えて控えています。そのため、脱水が心配な場合は水分補給を優先し、状況に応じて本人が飲みたいと希望したときには飲ませることもあります。

高齢者の脱水を防ぐために注意すべきポイント

水分不足の初期サインを見逃さない方法

脱水症状の初期サインとして、

  • 口の中が乾いている
  • 皮膚がカサカサしている
  • 尿の色が濃い

などが挙げられます。普段からこまめにチェックし、少しでも異変を感じたら早めに水分を補給することが大切です。

常温の飲み物が脱水予防に役立つ理由

冷たい飲み物は胃腸に負担をかけることがあるため、高齢者には常温や温かい飲み物の方が適しています。また、急に冷たいものを飲むと体温が下がり、体調を崩しやすくなることも。季節を問わず、できるだけ常温の飲み物を用意するのがよいでしょう。

まとめ

高齢者の水分補給は、ちょっとした工夫でぐんと楽になります。特に、ダイソーの「ストローコップ」のような便利なアイテムを活用すれば、飲みやすさも格段にアップ!
大切なのは、介護される人も介護を助ける人も無理なく続けられる方法を見つけることです。
ご自身の介護スタイルに合った工夫を取り入れながら、楽しく水分補給をサポートしていきましょう。


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