目次
家計が不安になった日々と、固定費に目を向けたきっかけ
「この先、いくらあれば足りるんだろう」
介護が始まったとき、最初に押し寄せてきたのはお金の不安でした。
どれくらい介護費用がかかるのか分からない。
親の貯金額もはっきり知らない。
それなのに、これから収入が増える見込みはない…。
支出は増えそうなのに、対策が見えない。
そんな状態が、じわじわと心を締めつけていました。
そこで私が向き合ったのが、固定費の見直しでした。
節約というと、まず食費や日用品を削ろうとしがちです。私も最初はそうでした。
でも、物価高の中では頑張っても効果が見えにくい。
「こんなに気をつけているのに、減らない…」と落ち込む日もありました。
だからこそ、毎月必ず出ていくお金――
つまり固定費を見直すことに目を向けたのです。
家計が不安になった日々と、固定費に目を向けたきっかけ
「今、毎月いくら出ていっているのか?」
この問いに、すぐ答えられませんでした。
なんとなく払っているお金。
自動で引き落とされる支払い。
見直していない契約。
まずは現状を把握することから始めよう。
そう思ったのが、家計見直しの第一歩でした。
まず手をつけた、やさしい固定費の見直し
① 使っていないサブスクの整理
動画配信や有料サービス。「いつか使うかも」と思っていたものを見直しました。
実際に解約したのが、Amazonプライム会員。
なんとなく継続していましたが、利用頻度を考えると今は不要。
小さな金額でも、毎月続けば固定費です。
「なくても困らないもの」を手放すことで、
気持ちも少し軽くなりました。
② スマホ料金の見直し
次に確認したのがスマホ料金。
「今のプラン、本当に合っている?」
そう自分に問いかけて、利用状況をチェックしました。
結果は――そのまま継続。
変更はしませんでしたが、納得して続けているという感覚が大きな収穫でした。
固定費見直しは「必ず安くすること」ではありません。
確認すること自体が、家計見直しにつながります。
③ 保険の見直し
一番後回しにしていたのが保険。
内容が難しく加入を続ける必要があるのか、正直よく分かっていませんでした。
最終的には、加入中の保険が今後も本当に必要なのかを保険のプロに相談しました。
全部を変えたわけではありません。
でも、内容を理解できたことで、不安が一つ減りました。
生活の中で出てきた、予想外の支出の話
固定費を整えてよかったと感じたのは、実際に介護費用が発生したときでした。
母がデイサービスに通うことになり、動きやすい洋服が必要に。
さらに、自宅のトイレに手すりを付けることになりました。
どれも必要な出費。
でも、毎月の固定費を把握できていたことで、
「どこから出せばいいか分からない」
という混乱はありませんでした。
金額以上に大きかったのは、把握できている安心感です。
がんばりすぎない節約で見えたこと
実は一度、「楽しみを全部やめる」という節約も試しました。
外食をやめる。
趣味も控える。
でも、気持ちに余裕がなくなり、ストレス発散で逆にお菓子代が増えるという結果に。
そのとき分かりました。
我慢する節約は続かない。
固定費の見直しは、一度整えれば効果が続く節約です。
完璧を目指さなくてもいい。
私は家計の見直しから把握まで、1年かかりました。
まず確認したい固定費の見直しポイント
これから家計見直しを始める方へ。
私が実際に確認したポイントをまとめます。
□ 使っていないサブスクはないか
→ “もったいない”の見直しから始める
□ スマホの契約プランは今の使い方に合っているか
→ 変更しなくても、確認するだけでもOK
□ 保険の保障内容を理解できているか
→ 分からなければ、聞くことも大事
□ 毎月いくら固定費が出ているか把握しているか
→ 見える化は家計の安心につながる
□ 一度で完璧にやろうとしていないか
→ 少しずつで大丈夫
家計を整えることは、自分を守ること
介護が始まってからの固定費見直し。
「もっと早くやればよかった」とは思いません。
あのタイミングだったからこそ、本気で向き合えました。
家計を整えることは、将来の自分を守ること。
そして、家族を守る準備でもあります。
もし今、不安を感じているなら――
まずは固定費を一つ、確認してみてください。
そこから、家計見直しは始まります。
