子どもの安全を見守るために、多くの家庭で活用されているGPS端末。その中でも「BoTトーク」は、シンプルで使いやすいと評判のデバイスです。実際に3年以上使用してみて感じたメリットやデメリット、口コミ評判を詳しくレビューします。

子どもが小学生になる時に、キッズ携帯とGPS端末のどちらにしようかと悩みましたが、メリットが多いGPS端末「BoTトーク」を購入しました。
目次
botトークとは?基本情報とその特徴
BoTトークの基本仕様や主な特徴

BoTトークは、子どもの位置情報をリアルタイムで確認できるGPS端末です。
スマホにダウンロードして使用する専用アプリを使って、子どもの現在地や移動履歴を把握できます。子どもはBoTトーク端末を持ってお出かけするだけなので、小さいお子様でも扱いがとても簡単です。
【BoTトークの特徴】
①リアルタイム1でGPS追跡ができます。スマホに専用アプリをダウンロードすることで、いつでも子どもの居場所を確認できます。
②バッテリーの持ちが良いため2、頻繁な充電の手間がかからないのが便利。
③「GPS&トークプラン」では、音声メッセージ機能3が使用できます。スマホアプリ経由で簡単な音声メッセージを送受信できます。
④シンプルな操作性が特徴で、子どもでも簡単に使えます。
BoTトーク:子ども向けGPS端末としての魅力とは?
BoTトークは、子どもが持ちやすいようにデザインされており、重さやサイズがコンパクトに設計されています。
GPS端末の大きさは5cm×5cmの正方形で、厚みは2cm。子どもの手でも持ちやすい大きさです。
GPSの精度が高く4、移動経路を細かく確認できるため、通学や習い事の行き帰りの際も安心して利用できます。
- 最短1.5分間隔で現在地を連続取得しているので、完全にリアルタイムに追尾するものではありません。 ↩︎
- 「GPSプラン」なら1度の充電で最長1ヶ月超、「GPS&トークプラン」でも最長2週間超は充電なしで使えます。 ↩︎
- 音声メッセージ機能は「GPS&トークプラン」で使用可能です。 ↩︎
- 即位方式は、GNSS(GPS / みちびきQZSS / BeiDou / Galileo / SBAS) アシストGPS( A-GPS ) クラウド測位( WiFi / 携帯基地局 ) モーションAI( 加速度 / ジャイロ ) ↩︎
親子で安心!BoTトークが提供する便利な安心感
BoTトークの一番の魅力は、親と子ども両方に安心感をもたらしてくれることだと思います。
「今どこにいるのかな?」という不安を解消できるので共働き家庭にもおすすめです。

子供がどこに遊びに行ったのか、リアルタイムで確認できるのは親としてはとても安心できます。
botトークの口コミと評判を徹底解説
実際の利用者レビューでわかるBoTトークの評判
ネット上の口コミを見ると、多くの家庭で高評価を得ているようです。
特に、シンプルな使い心地やバッテリーの持ちの良さ、GPSの精度が高い点が評価されています。
一方で、音声メッセージのやりとりに少し時間がかかる点や、屋内ではGPSが少し不安定になることがあるといった意見も見られます。
実際に使っている、私(親目線)が嬉しいポイントはこちらの3つ。
- 子供が今どこにいるのかがすぐにわかる!
- 端末価格、月額が安い!
- GPS端末・専用アプリがシンプルで使いやすい。操作性も分かりやすい。
本来の機能以外も充実している商品は良いものだと思うのですが、子供が持つものなのでとにかくシンプルなものを探していました。
子どもの視点から見たBoTトークの評価
子ども目線での評価としては、操作が簡単で使いやすいことや、友達と遊んでいるときも邪魔にならない点が挙げられます。
端末は生活防水機能を備えているので、雨や水しぶきがかかる程度であれば問題ないようです。活発な子どもが使っても安心して持たせられますね。
BoTシリーズの端末紹介:GPS BoTとBoTトークの違いと特徴
BoTシリーズの端末には、目的やライフスタイルに合わせて選べる2つのモデルがありました。
GPS BoT 第2世代とは?(現在完売)

「GPS BoT 第2世代」は、音声通話などの機能をあえて省いたシンプルな見守り専用のGPS端末です。主に位置情報の取得に特化しており、スマホアプリと連携してリアルタイムで子どもの居場所を確認できます。
最短15秒間隔で位置を記録し、通学や外出の移動履歴も自動で記録されるため、日々の安心につながります。操作も不要で、子どもに持たせるだけで使えるのが魅力です。
※GPS BoTは2025年4月に「完売」となり、購入はできないようです。詳しくは公式サイトをご確認ください。
BoTトークとは?

「BoTトーク」はGPS BoTの機能に加え、音声のやり取りが可能になったモデルです。子どもから親へ、また親から子どもへ、簡単な音声メッセージを送れるため、通話が不要なちょっとした連絡に便利です。
位置情報の追跡機能はもちろん、見守りとコミュニケーションを両立させたい家庭に向いています。
※写真のものは、旧モデル。2025年4月現在、あんしんディスプレイ搭載モデル「BoTトーク(第5世代)」が発売されてます。
料金体系とお得なプランの選び方
BoTトークの月額料金とプラン詳細
BoTトークの利用には、端末代金に加えて月額料金が発生します。
- 端末価格は、4,800円(税込5,280円)
- 月々の料金は、GPSプラン528円(税込)、または、GPS&トークプランは748円(税込)
端末価格が、買い切りで5000円ちょっと、月額料金は1000円以下という価格はとても魅力的だと思います。
月々のプランは、こちらの2つ。トークの有無で価格が変わります。利用したい機能に応じて、どちらのプランを選ぶかを決めましょう。
GPS プラン | GPS&トーク プラン | |
月額 | 480円(税込528円) | 680円(税込748円) |
機能 | GPS機能で現在地の確認ができる。トーク機能はなし。 | GPS機能で現在地を確認でき、トーク機能では音声メッセージの送受信が可能。トークは無制限に使え、追加料金は発生なし。 |
バッテリーの持ち | 最長1カ月超 | 最長1週間超 |

我が家は、低学年の時はGPSプランで、高学年になってGPS&トークプランに変更しました。子どもの成長に合わせて変更できたのは良かったです。
BoTトークの専用ケースは必要?代用品をご紹介
BoTトークの専用ケースは、通知が見やすく便利ですが、価格が高めなのが気になるところです。子どもが持ち歩くものだからこそ、できるだけコストを抑えたいという方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、100均などのワイヤレスイヤホンケースとスマホ用ショルダーストラップを活用する方法です。イヤホンケースにBoTトークを入れることで、簡単に持ち歩けるようになります。さらに、スマホ用ショルダーストラップをつければ首から下げることも可能です。
ただし、この方法ではトークの通知が見えないため、子ども自身が定期的にチェックする習慣をつけることが大切です。逆に言えば、トーク機能がないGPSプランであれば通知をみる必要がないため、専用ケース以外でも問題ないと思います。
BoTトークを便利に使うために、専用ケースと代用品のどちらがご家庭に合っているかを考え、最適な方法を選んでみてくださいね。
GPS機能の精度とリアルタイム位置情報の活用
BoTトークのGPS機能と精度を詳しく検証
実際に使ってみたところ、屋外でのGPS精度は非常に高く、移動履歴も正確に表示されました。
ただし、3年間で過去に2回、突然全く違う位置に移動していることがありました。端末は家にあったのですが、専用アプリ上では他県に行ってました。
このような場合、アプリから報告することで自宅に設定修正ができます。子どもが実際に行っていない場所が位置情報として表示された場合は、その不正確な位置をアプリから報告でき、「不正位置レポート」として位置情報の精度向上に役立てられているそうです。
学校や家庭で便利に使えるBoTトークの位置情報通知
BoTトークには、特定の場所に到着した際に通知を送る機能があります。例えば、「学校に着いたら通知が届く」設定や、「習い事が終わったら通知を受け取る」設定ができるため、日々の安心感につながります。

我が家では良く遊びに行く公園を登録してます。
移動履歴を使ってbotトークで子どもを守る方法
BoTトークの移動履歴をチェックすることで、いつもと違うルートを通っていないか、寄り道をしていないかを確認できます。これにより、日々の安全管理をよりしやすくなります。
小学校低学年の時は、帰ってきてから子供にどこに行ったか聞くのですが、ざっくりとしか教えてくれず…。
移動履歴のおかげで、お友達の家に行ってることが分かり、帰宅後にお邪魔した家のママにお礼の連絡ができたのは良かった点です。
バッテリーと充電についての詳細レビュー

BoTトークのバッテリー持ちはどれくらい?
BoTトークのバッテリーは、一度の充電でおよそ1週間強持続します。一般的な子ども向けGPS端末の中でも比較的長持ちするバッテリー性能を備えており、頻繁な充電の手間が少ない点が魅力です。ただし、使用頻度や通知の頻度によってバッテリーの持ちが変わるため、使用環境に応じた充電管理が必要です。
トーク機能を使っていなかったときは、1ヵ月充電しなくても使用できました。トーク機能を使っても2週間程度は持ちます。
BoTトークの充電頻度と日常の注意点
日常的にBoTトークを使用する場合、週に1回の充電をしておくと安心です。ただし、長時間の外出が続く場合や、通知の受信が頻繁な場合は、充電頻度を増やす必要があります。
実際に子供が親からのトークを確認しなかったときは、GPS端末のトーク通知が2日間出続けていました。そのため、数日前に充電したのに「充電してください」と通知が出てきて急いで充電をしたことがありました。このように端末の使い方次第で充電のタイミングは変わります。
BoTトークのバッテリーを長持ちさせる充電方法
バッテリーを長持ちさせるためには、スマホなどと同様で過充電を避けることが重要です。充電が完了したら速やかにケーブルを外し、バッテリーの劣化を防ぐ工夫をしましょう。また、必要以上に通知を設定しすぎるとバッテリー消費が激しくなるため、適度な設定調整も長持ちのポイントになります。

BoTトーク(旧モデル)の端末を購入した時は、充電用のコードがついてきました。充電をするときはそのコードを使用してます。
botトークの音声トークとメッセージ機能
簡単にやり取りできる音声とメッセージ機能
BoTトークは、音声メッセージのやり取りが可能なGPS端末です。ボタンを押して録音するだけで親子間のコミュニケーションが取れます。小さな子どもでも直感的に使えるシンプルな設計が魅力です。
子供は端末を使って、メッセージを吹き込みます。親はスマホにダウンロードした専用アプリから、肉声でメッセージを吹き込むか、テキスト入力をしてメッセージを送ることができます。
テキスト入力をした音声は、送信時に「声色」を選ぶことができ、男性・ニュートラル・女性と3種類から選べます。
子どもが吹き込んだメッセージが専用アプリ上で文字で表示されるのは、音声確認前に内容がわかるので非常に便利だと思ってます。(子供の活舌がわるいと、)
親子で安心して使えるBoTトークのメッセージ機能
音声メッセージのやり取りは、登下校時や習い事の送迎時に特に便利です。例えば、「今から帰るね」と子どもが送信すれば、親はすぐに把握できます。また、親がメッセージを送れば、子どもは再生ボタンを押すだけで聞くことができるため、簡単にやり取りができます。
BoTトークは、正規オンラインストア「BoT Shop」、Amazonや楽天で購入が可能です。
まとめ
3年間BoTトークを使ってみた感想として、「シンプルで使いやすく、親子で安心感を得られる」というのが一番の魅力でした。
そして、月々のコスパもお手頃でお財布にも優しいです。
GPS機能の精度が高く、バッテリー持ちが良いので、スマホを持たせる前の子どもに最適な選択肢になると思います。